資金・土地が準備され、どんな家を建てるかという基本方針が定まったならば、次は
誰に頼むのかということです。いろいろと情報が氾濫している中、身近なところに家づ
くりに詳しい人がいたならば、アドバイスを受けることができるのですが、そうでない人
は選択肢が5つあると思います。それは・・・
・住宅展示場にある住宅メーカーを訪ねる。
・工務店を訪ねる。
・設計事務所(建築家)を訪ねる。
・不動産業者、建売業者を訪ねる。
だいたい、この5通りがあります。それぞれ、特徴があり、良いところ悪いところがあり
ます。ご自身のライフ スタイル、願っている家に合せて依頼するようにして下さい。どこ
の誰に頼むのかというので、その家づくりが上手くいくかいかないかが決まりますので
慎重に決めて下さい。
家が欲しいと思ったときに多くの人は、住宅展示場に足を運ばれることと思います。
住宅展示場には、色んなデザインの素敵な家がたくさん並んでいます。中に入ってみるとと
ても清潔感あふれ、明るく開放的な雰囲気の中、営業マンが笑顔で迎えてくれて、さまざま
なカタログなどを見せてくれます。住宅メーカーのつくる家はよく研究してあり、よくできてい
ます。時代のニーズを先取り、住宅工法の最先端をいくといっても言い過ぎではありません。
デザイン、材料、工法、設備、どれをとってみてもそれぞれのメーカーの研究員により豊富な
資金と経験により、よく研究されています。住宅メーカーの大きな特徴としましては、コスト的
にいうと比較的安い。プランを規格化して工場で大量生産しますので、他に比べ安価であり
、しかも生産したもを現場で組たてるだけなので、工期も早くできます。
あなたがイメージしているものが、ズバリ展示場にあれば、安い買物ができたということにな
りますし、そういうものがなければ、違う手段をとることになります。
窓口は、基本的には、営業マンが担当となります。最初の話しは、営業マンとすることになり
、ある程度決められた規格、プランの中でラフプランを描いて打合せをするといったことが多
いようです。ある程度、プランが煮詰まったら設計の人がでてきて、法規的なこと、構造的な
ことを設備などの詳細を詰めて、確認申請に出します。
確認申請がパスすると工事が始まるのですが、この段階になると営業マンは、ほとんど現場
にも立ち入ることなく、現場監督が担当します。現場監理は、自社で行なう場合が多く、現場
監督が下請業者の仕事をチェックして、節目節目の工事が終了すると社内の監理部門の検
査が入ります。ここで、注意しないといけないのは、社内のみの検査ですと、自分の会社が
不利になるようなミスとか手直し工事は、隠蔽する事ができるということです。特に構造部分
で蓋をして仕上げてしまったら中身はわからないもので、どうしても心配ならば、全く、利害
関係のない第三者の専門家に見てもらうのが良いでしょう。
アフターメンテナンスは、大手メーカーならば、しっかりしており、1年点検、3年点検のように
竣工後、何年ごとというのが決められており、定期的に検査を行ないます。それ以外にも何
か不具合がでた場合も、社内のメンテナンス部により、すぐに対応してくれます。
ですので、自分のイメージにピッタリとあったものが見つかれば、非常にお買い得という事に
なります。
デメリットとしては、非常に営業経費、広告宣伝費の割合が大きいということです。特に大手
になればなるほど、他社としのぎを削って競争していますので、いかにうまく広告を出して、
集客をするかというのが死活問題になってきますので、その費用というは莫大なものです。
建物代金の3割が実は、そのメーカーの広告・経費であったと聞いたら驚かれることでしょう
また、さきほど、規格化していると言いましたが、フリープランという謳い文句であってもやは
り、プラン、仕様材料、設備、工法などに制限があります。もし、規格外のものをオプションで
注文したら、びっくりするような請求書がくる事になります。
また、設計料は、サービスをしますというのが当たり前のようになっていますが、これは、す
でに建物の中に含まれていて、いわゆる経費の中にすでに組み込まれているのです。だか
ら、見た目には、得をしたと思われるかもしれませんが、それは、錯覚をしているだけなので
す。